6月30日(日)モロッコ料理教室
JJ Kitchen in Tokyo – Japanese Cooking Classes
無事終了致しました。
今回は、前回と同じ内容なのですが、
前日にラクダ(アノアシェフ)の気まぐれで、
柚の発酵レモンソースを使うことが決定しました。
大きい鬼ゆずを切って漬け込んだソースが
また美味しいのです。
スパイスとゆずという、意外な組み合わせが絶妙な味を出すという!素晴らしいコラボでした。
ラクダにとっては、ゆずもすだちもみかん🍊、オレンジもぜーんぶレモンなんです。
モロッコの人は、柑橘類を全てレモンと呼びます。
但し、発酵レモンソースには、酸っぱいものを使ってください。間違えて、甘いオレンジを漬け込み、
使えなくて捨てたこともあります。😭
今回は計量スプーンは全く使わず、
ラクダスタイル「素手料理」を貫きました。
レシピには分量は記載されていますが、
私が無理矢理ラクダを捕まえ、聞き出しています。笑
実際、ザ日本人の私が計量スプーンで作って美味しくできましたので、ご安心ください。
まあ、でも、後から参加者さんに聞くと、皆さん自分なりにアレンジしていたり、こちらが逆に参考になっているので、大丈夫なんだなと思いました。
素手で料理する、食べるということを
モロッコではとても大切されています。
そして、家族で食べることも。
飲み水は1つのコップを3人位で、回し飲みします。
10人いると、3つくらいコップが出てきます。
だから、日本では、1人ご飯をしている人が
たくさんいて驚いていました。
自分の感覚をものすごーく大事にしているのです。
データとか、損得とか、全く眼中なし笑
ラクダは頭でなく、手で全てを覚えています。
暗証番号を手で覚えているのにも、
びっくりしました。
その感覚で開かなくなった
実家の金庫を開けていました。驚きです。
頭じゃなく、手が全て。
料理も金庫を開けることも、
触って、音を聞いて、感じるんだと言います。
私は、ヨーガでそういう訓練をやったことはあるので、普通の日本人よりはわかると思う。
しかし、合理的な頭で効率的に考える生活習慣は、かなり根強く残っており、感覚を研ぎ澄ます、のは、今も練習中です。
皆様、モロッコ料理は感覚です。
自分の感覚を信じて、自由に楽しくやりましょう!