日記

3回目のモロッコ ③

ティネリルで家探し

ティネリル-英語名:ティンジル

ティネリルの青い空

3か月間、一緒に暮らしてみたいと思って、ティネリルへ戻ってきた

家探しをしないといけない。

が、街には不動産屋がない。

とにかく、日本みたく、

いろいろシステマティックにできていない。

口コミ第一なのである。汗。

どうするか?

まず、知り合いがいない場合、街の売店に行く家を探している旨を店主に伝える。

するとどうでしょう。店主がくいっと首を上げると、

ゴロツキ(日本にはいなくなりましたね)が

湧いて出てきて、笑

借家、借アパートを紹介してくれる。

時々、大家さんが勝手にうちを借家にするな、

貸す部屋はないと、怒っている場合もある。

と、横道にそれましたが、

ティネリルは、アノアさんの街なので、

知り合いはたくさんいるのだが、外人女を連れて、借りられる家は、限定される。

なぜなら、結婚していない男女が

同じ家に暮らしてはいけない。

見つかったら、モロッコ国籍の人は逮捕される。

ラマダン中に水を飲んでいても、牢屋行きの国。

いちいち、めんどくさい。。。

最初に借りた家 アノアさんの親友モハと

というわけで、前回泊まったホテルに

私だけ、1週間くらい滞在しました。

実は私と遠距離恋愛が始まった後、

アノアさんは諸事情により、ホテルを辞職。

ホテルの関係者でも、お客様でもないので、

ホテルには入れず。

外で会って、家探しをし、結構もめたし、大変だった。

最初のつまずき?だったような。

最初に借りた家の廊下。広い!

最終的に、私にパン作りを教えてくれた

ファティマの家を借りることになった。

平均月給3万円の国で、月6万円相当のお部屋。

亡くなったフランス人夫と暮らした洋館で、かなり豪華なところ。

最初は値段高い!と思い、

ケチったので、最初は5万円(必ず円換算)くらいだったのが、

再度交渉した時には、6万円くらいに値上げされた。

まあ、仕方ない。よくわからなかったのだから。

というわけで、モロッコで住める家を探すことは

かなり難しいと学んだ。

そうすると、やっぱり金が要るから、最初は日本に住むしかないかなと

ぼんやり思った。

そして、アノアさんが日本に来るなら、

どう考えても、最初にしないと、できなくなるなと思った。

外国人にとって、労働環境は世界一厳しい国。

それなのに、肝心な日本人達は、それが当たり前だと思っている。

ロボットみたく働いて、時間がないことが素晴らしいとされる国。

私が若いなら、後でサポートできるが、

さすがに70歳を超えたら、できない。

などなど、考えるいい機会になった。(時間もあったしね(笑))

お家を貸してくれたファティマ(左)

お家が決まってからは、小鳥が入ってきたり、

アノアさんのお友達がきたり、

賑やかに暮らしました。

次回はこの間に行った

モロッコの温泉を紹介するので、乞うご期待。

みんなで
トリ🦜さんが入ってくる

 

アノアさんとトリさん