再会の約束
2019年1月に出会い、2月中旬に帰国。
半年後の9月に再度モロッコに行く約束をして、
カサブランカの空港でアノアさんと別れた。
当時の私は、パン屋で働いたり、ヨーガを教えたり、
要は母の家に住みながら、自分探しに忙しかった。
いや、自分探しは一巡して、すべては私の中にあるとわかったので
えらい先生に帰依するのはやめて(笑)好きなことを追求していた。
モロッコにいったのも、単純に自分の中から出てきた古代小麦粉への好奇心。
作るということで、幸せになってしまったこの時がなかったら、
モロッコは行かなかっただろう。
外野からは、きっとこの人大丈夫?さんだったに違いない。
けれど、断言できる。本当にこれで良かった!!
もうひとつ、人生の中で、引き語りをしたかった。
話すのは好きだか、歌うことはもっと好きだ。発散されるタイプなのであろう。
沖縄三線は一時期は本当に歌手を目指そうと思うくらい、夢中になった。
なので、帰国の目的は沖縄三線のコンクールに出て、一般人が取る最高の賞
「最高賞」を取ること!だった。
9月上旬にコンクールが行われ、無事最高賞を獲得して、モロッコへ。
その間、3か月だけ、モロッコ滞在資金を稼ぐため、金融事務の仕事もしたなあ。
いよいよ3回目のモロッコへ
2019年9月中旬、モロッコに再び戻り、
アノアさんはカサブランカ空港に迎えにきてくれたのだった。
<カサブランカのお姉さんの家>
不思議と物事がスムーズに進んだ。
もちろん、小さい邪魔が入ったりはした。
けれども、モロッコに行くのを妨げるレベルは起きなかった。
3か月間お試し暮らしをして、今後どうするか決めようとした。
これ、とっても日本式というか、欧米スタイル。
モロッコでは結婚前の男女が同棲するなど、もってのほか!!
なので、住まいを見つけることが大変だった。
モロッコ3回目に行くまで、が、ほとんどになってしまった。
続く。