モロッコの食と文化を紹介してきて、驚かれるのが、食べ方。
モロッコ料理といえば、タジンとクスクス。
まずは、タジン。
スパイスたっぷりの無水鍋料理。
タジン鍋は、鍋ごとテーブルに置き、
パンで鍋の中のおかずをすくい、食べる。
インド人が手で食べるのに、似ている。
もうひとつは、クスクス。
世界最小パスタと呼ばれる小麦粉が米粒みたいで、その上にスパイスソースをかけて食べる。
スパイスソースの具は、肉魚、野菜、地方や家によっても様々。
動画はクスクスチキンソース。野菜もたっぷり。
これは、手でなく、スプーンで食べるが、昔は手で食べていたそう。
今もノマドと呼ばれる山間の人々は、手で食べる。
スプーン持ってないからか?
クスクスには、無糖ヨーグルトドリンクをお好みでかける。味が変わるし、辛さが和らぐ。
水などのドリンクは、
コップ1杯をみんなで回しのみ。
取り皿も、人数分のコップもないと、ほんと洗い物が少なくて、地球に優しい。
ベルベル人の故郷は砂漠近くだから、
水は貴重なのだ。
でも地下水が豊富だから、水不足には、あまりならない。
アトラス山の恵なのだ。