モロッコのモノ・コト

モロッコのイスラム教

遠い宗教”イスラム”

イスラム教といえば、

アルカイダやテロリスト、男尊女卑等、

マイナスなイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

ベルベル夫は、全然怖くない。

日本の会社でも「ラクダくん」と呼ばれおり、重い荷物を女性に持たせてはいけない。

と真剣に思っているので、特に年配の女性に人気がある。

日本の男性はそんなことをしてくれないので、煙たがられると本人は言っていた(笑)

彼のお父さん(アイキャッチ画像)も、このように毎日伝統服を着るイスラム教徒。

これはサボテンの実を取っているの巻。

お父さんは、ものすごく静かで、お母さんの話を黙って聞いている。

黙って、井戸堀りをしたり、買い物に行ったり、街にダベリに行ったり(笑)

昔の日本男児みたい。カップル文化はないので、西洋文化よりも戦前の日本に似ている。

日々の買い物は、男の仕事なのよね。基本、重いものを女の人に持たせることはしない。

バスの中でも、女は若くても席を譲ってもらえる。ヨボヨボの爺さんも、だ。

これは男尊女卑という意味ではなく、

むしろ、女性を大切にするという文化から成り立っている。

女性は家の中で大切にされるもの。

まあ、家の中に押し込めて!と思う人もいるでしょう。

かつての私もそう思ったと思う。でも暮らしてみると違った。

なので、ベルベル夫は日本の乗り物内で、若い男が女性を立たせて、

平気でふんぞり返る姿に腹を立てる。

イスラムといえば、お祈り

モロッコに着いてイスラム教を感じる瞬間といえば、

決まった時間にアザーンというお祈りの放送が町全体に聞こえるとき。

そして、街にコーラン(通は”クルアーンという)の祈りが歌のように流れている。

これがいいんだな。すごくいいんだな。

という、隠れファンは結構多い。

般若心経やインドのマントラなどのお唱えに通じるものがある。

何千年も続いている音は、何かあるのだろうか?

残念なことに、女性は歌ってはいけない。

厳密に言うと、歌っていいのだけど、人に聴かせてはいけない。

女性の声は性的な感じがするからだそう。

えーって思いますけど、預言者モハメットは女の声に苦悩したのだろうか。(笑)

とはいえ、モロッコの場合、イスラム教のルール自体も、

他のイスラムの国に比べると緩いらしい。

(私は他のイスラムの国はよく知らないのでらしいとなった)

都会に行けば、女の人はジーンズ履いて、頭に巻物はしていないし、

カフェにもたくさんいる。

田舎はカフェにいる女は外国人のみ。日本とは逆でおじさんのたまり場。

イスラム教を日本で感じるなら
東京ジャーミー

代官山イエメンコーヒー

イスラム教を知りたいhttp://[box06 title=なら私はなぜイスラム教になったのか?中田考